OSのアクセシビリティ機能・Mac OSの場合
Mac OSに標準搭載のアクセシビリティ機能
キーボードが打ちにくい場合
複合キー
ShiftキーやControlキーなどの装飾キーと他のキーを同時に押さえることが困難な人のための機能で、Windowsの固定キーと同じ役割をするものである。
スローキー
キーボード入力時に誤入力がある人のための機能でWindowsのフィルターキーと同じ役割をするものである。
キーボードを押せない場合
キーボードビューア
麻痺などによりキーに手が届かない、キーを押せない場合がある。この場合にはモニター上に「キーボードビューア」を表示してキー入力を行う。
Windowsでは「スクリーンキーボード」と呼んでいるものであるが、機能は少し異なる。キーボードビューアの上にポインタを移動し、選択したいキーの上でクリックするとそのキーが入力されるという機能があるが、Windows上にある「自動入力」「スキャン入力」の機能は無い。なお、キーボードビューアは「アクセシビリティ」や「ユニバーサルアクセス」の中ではなく、メニューバーの切り替えメニューの中にある。
マウスが使いにくい場合
マウスを使えない場合
フルキーボードアクセスとキーボードショートカット
フルキーボードアクセス機能を設定しておけば、Windowsのキーボードナビゲーション同様、マウスなしで操作することができる。TABきーを押していくことで、ウインドウ上の入力フォームに移動することができ、なおかつキーボードショートカットを使うことでコピーアンドペーストやファイルの保存、印刷などの操作をマウスを全く使うことなく使うことができる。
マウスキー
Windowsのマウスキーと基本的には同じであるが、テンキーを用いてマウス操作を可能にする。「12346789」のきーでマウスを操作し、「5」のキーでクリックできる。「5」を2回押せばダブルクリックになる。